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使わない印鑑や役目を終えた印鑑の中には、彫り直し出来るものがあります。

使わなくなった印鑑や役目を終えた印鑑の中には、彫り直すことで印材を再利用して、新たな印鑑として生まれ変わることが出来るものがあります。

木材系や樹脂、プラスチック素材の印鑑は経年劣化が激しく、古くなると素材自体がもろくなるため不向きですが、
牛角系や象牙素材の印鑑は“割れ”や“傷み”がなければ彫り直して新しくすることが出来ます。
特に象牙素材に関しては、経年劣化が少ないため変色したような古い印鑑でも問題無く彫り直すことが出来るでしょう。象牙は貴重かつ高価な素材ですので、再利用する価値はあると思います。

彫刻してある印面を、平らになるまで擦り下ろしてから新しく彫刻しなおすため、ほんの少しだけ短くなります。
ノコギリのようなもので切断すると周りがささくれてしまうため、時間はかかりますがサンドペーパーを使い平らになるまで擦り下ろします。
その後、砥石で表面をなめらかに整えてから新たに彫刻をします。

「お祖父さんが使っていた印鑑を彫り直して、お孫さんの印にしたい」ですとか、「枠の欠けてしまった印鑑を再利用して新しくしたい」など、彫り直しをご希望されるお客様のご相談に応じます。

料金は、素材の種類や状態、大きさ、彫刻する文字数等によって変わります。
じっさいに印鑑を見て、割れや傷み、素材の劣化など彫り直し出来るかどうかを状態を確認して判断しなければいけないため、印鑑ご持参の上ご来店、ご相談下さい。
また、店主不在の時ですと印材の確認ができませんので、彫り直しご希望のお客様は、事前にお電話でご連絡頂けますようお願い申し上げます。